2014年2月26日(水)( count:778)
・盛岡 :晴れ 最高気温8.1℃ 最低気温:-3.7℃
工業技術センターで、小麦品種「銀河のちから」の試食・意見交換会が開催されました。
午前はパンの部、午後は中華めん・パスタの部です。
午後から参加しました。
「銀河のちから」は、2011年に公表された新品種です。
東北農研の資料によると以下のとおりです。
「銀河のちから」は1996年5月に、穂発芽性がやや難で縞萎縮病に強く、製めん適性の優れた
「盛系C-138(後の東北209号)」を母とし、 縞萎縮病に強く、製パン適性の優れた「東北205号
(後のハルイブキ)」を父として人工交配が行われ、派生系統育種法で育成された。褐ふ、有芒で
紡錘状の 穂を有する硬質小麦で、2009年度に播種した世代はF15である。
http://www.naro.affrc.go.jp/patent/breed/0100/0108/001676/index.html


試食会です。
生パスタ、焼きそば、中華めん、それと午前の部のパンもいただきました。


我々が現在栽培している「ゆきちから」は以下のとおり。
「ゆきちから」(系統名:東北 214 号)は昭和 50 年に東北農業試験場において、強稈・多収、耐寒雪性及び
高品質を目標に耐倒伏性があり製パン適性が優れた「東北 141 号」を母とし、耐寒雪性が強くカモジグサ由来
の赤さび病抵抗性を持つ「さび系 23 号」を父として人工交配を行い、以後選抜・固定を図ったものである。
http://www.naro.affrc.go.jp/patent/breed/0100/0108/001646/index.html
http://www2.pref.iwate.jp/~hp2088/seika/h14/a09.pdf