2012年9月20日(木)( count:399)
・盛岡 :曇り 最高気温:26.4℃ 最低気温:20.8℃
昨日に引き続きアグリ・スクールです。
午後からの実習では、昨日乾燥させた材料を使いクッキーを焼くところまで作業しました。
大迫は午後からプラウ作業でした。
2012年9月20日(木)( count:399)
・盛岡 :曇り 最高気温:26.4℃ 最低気温:20.8℃
昨日に引き続きアグリ・スクールです。
午後からの実習では、昨日乾燥させた材料を使いクッキーを焼くところまで作業しました。
大迫は午後からプラウ作業でした。
2012年9月19日(水)( count:398)
・盛岡 :晴れ 最高気温:30.1℃ 最低気温:24.9℃
今日と明日の2日間の科目は『マーケティング改善演習』です。
食品素材の基本的な加工技術である「粗砕・摩砕」と「乾燥」「加熱調理」についての
理論と実践です。
午前中は座学。
午後は、「粗砕・摩砕」の実習です。
学生さん6名がサポートしてくれました。
素材は、ほうれん草と精白米を使い、製品のクッキーを作るというものです。
まずは、粉砕機にグラインダーミル・アタッチメントをセットし、ほうれん草を摩砕します。
ほうれん草は、あらかじめ水道水で洗浄、ブランチング、冷却し、葉茎を祖断したものを用います。
摩砕後。
続いてハンマーミル・アタッチメントに交換し、精白米を粉砕しました。
実習はここまで。
こちらは乾燥機です。
摩砕、粉砕したものを乾燥させます。
乾燥処理は学生さん達に作業していただいたようです。
アグリ・スクール終了後に、小麦種子を購入する農家さんの所へ・・・。
プラウ作業中でした。
ご厚意で、ジョンディアに同乗させていただき、作業もさせて貰いました。
こちらはバーティカル。
マニアスプレッダー。
油圧で床面が移動します。
圃場は良く考えて作られています。
最終的に、表面はやや硬く、中はホクホクした感じに仕上げられます。
ゆるやかな傾斜の畑ですので、表面が固いことで余分な水は排水されます。
しかし、内部は柔らかいので保水力もあります。
この後、紫波農場まで小麦種子を運んで貰いました。
2012年9月5日(水)( count:385)
・盛岡: 晴れ時々雨 最高気温:31.7℃ 最低気温:21.3℃
岩手大学です。
今回は、農業ビジネス戦略計画の策定です。
午前中はスライドを見ながらの座学。
午後は、7つの班に分かれてのグループワークです。
最終的に、修了論文に向けた学習ということになります。
2012年8月29日(水)( count:378)
・盛岡 :晴れ 最高気温:32℃ 最低気温:22℃
今日はアグリ・スクール。
テーマは『デザインとブランド』。
午前中は講義。
午後は、7つの班に分かれてのグループワークでした。
最後に各班ごとの発表!
2012年8月22日(水)( count:371)
・盛岡:晴れ 最高気温:35℃ 最低気温:23℃
しばらくぶりのアグリ・スクールです。
午前中は、岩手大学農学部長による、『食品の機能性』。
岩手県農林水産部流通課による、『岩手県における6次産業化の取り組みについて』。
以上、2つの講義でした。
午後からは、『出前講義』ということで、本来は我々がアグリ管理士の方々のもとへ出向いて、
話を聴くという趣旨のものですが、逆にアグリ管理士の方々に岩大へ来ていただき、
話をしていただきました。
それぞれの方の農業ビジネス戦略計画にもとづき発表していただきました。
その後、昨年度に戦略計画を作成した受講生数名が発表しました。
質疑応答の時間が少なく、ビッチリのスケジュールでしたが、参加して良かったと思える内容でした。
受講生の発表は、来年、自分が発表する際の参考になり、有意義でありました。
ビジネス戦略計画のポイントとしては、夢をかかげつつ、その実現に際しては、恐ろしく具体的に落とし込む
ことが肝心といえます。
数字は、目標でもありますが、現実からかけ離れ過ぎず、実現可能な値を示すことが重要です。
出来る限り、実際の作業レベルまで表現することで、現実に近づきます。
アグリ管理士の方々には、お忙しい中、お出ましいただいて大変感謝でございます。<(_ _)>
一度に5名の方々からお話を聴くという機会は、なかなか無いと思います。
感謝。<(_ _)>
帰りに紫波農場へ。
ガソリンを補充。
2012年5月28日(月)( count:294)
・盛岡 :晴れ 最高気温:18.7℃ 最低気温:11.4℃
平成24年度のアグリ・スクールの入学オリエンテーションです。
昨年に引き続き、2年目となります。
昨年、参加者は66名でした。今年は42名です。
久々に仲間たちと会うことが出来ました。
オリエンテーション終了後、新規就農したばかりの1人のハウスを、4人で見に行くことになりました。
紫波町でミニトマトをやっています。
紫波農場からも車で10分程の近場です。
地下水は6mほど掘って確保できたようです。
今日の紫波農場。
2012年2月7日(火)( count:202)
・盛岡 :曇り 最高気温:3.1℃ 最低気温:-0.1℃
アグリフロンティアスクールのプレゼンの日です。
私は、来年の発表ですが、皆さんの発表を参考にするため参加です。
すばらしい発表ばかりでしたが、私の場合は、もっと現実味のある、恐ろしく具体的なものに
したいという欲求を覚えました。
農業で成功するとは、どんな形なのでしょう・・・?
2012年1月6日(金)( count:185)
今年、初投稿となります。
さて、私は2日~5日まで本店勤務でした。
あっとゆう間に年を超えて、本店勤務も回を重ねております。
1月6日。
今年、初めてのアグリスクールは、知事講話ということで、達増拓也知事の講話でスタートとなりました。
知事の生の声を直に聴ける機会でもあり、貴重な経験となりました。
まずは、岩手大学学長のあいさつです。
知事講話が始まりました。
資料の断片。
演題は「東日本大震災津波からの本県農業の復興」です。
(副題) ~『希望卿いわて』の実現に向けて~
(1)東日本大震災津波による被害状況について
(2)オール岩手で策定した「復興計画」
(3)「希望卿いわて」の実現に向けて
(4)受講生に期待すること
という流れで話は進みました。
結論として、よく分からなかったので、岩手県の復興計画について詳しく調べてから、後日、感想を述べたいと思います。
しかしながら、理解できなかったのは私の問題でして、達増知事は良く考えていらっしゃるし、岩手をより良くしようという思いは伝わってきました。
ありがとうございました。<(_ _)>
2011年12月21日(木)( count:182)
・盛岡 :曇り 最高気温2.2℃ 最低気温:-5.3℃
経営改善演習です。
今日は、各自が自己の経営調査を取りまとめたものを発表する形で進行しました。
●農業経営の概況
●経営分析・診断の結果概要
●5年先を目指した経営改善の方針
方針1
方針2
方針3
以上の内容について発表を行いました。
なかなか、伝えたいことを旨く表現できず、講師の方には理解して貰えなかったようです。
内容のまとめ方、そして伝え方も勉強が必要です。(>_<)
2011年12月15日(木)( count:177)
・盛岡 :曇り 最高気温4.7℃ 最低気温:1.4℃
新規就農者研修は3日間の日程ですが、今日はアグリスクールとバッティングで
しかも小麦の実習コースがあるので、アグリスクール優先で参加です。
午前中は岩大農学部での講義で、『タンパク質の構造と機能』という、なにやら難しいお話。(-。-)y-゜゜゜
午後から、稲、小麦、リンドウの3つのコースに分かれました。
小麦コースは東北農研へと場所を移動し、研究員の方から講義を受けた後、2種類の小麦粉を使っての
製パン試験と製めん試験を行いました。
パン生地こね、うどん生地こねを実際に行いました。
うどんは製麺まで行い最後に茹でで貰いました。
最後に食味試験も行い、最終的にA、Bの2種類の小麦粉の品種を当てるという内容でした。
(4種類の小麦の品種:ナンブコムギ、キタカミコムギ、ゆきちから、ネバリゴシから選択するというもの)
なかなか面白い企画です。ヽ(^。^)ノ
あらかじめ、それぞれの品種の特徴を勉強してからの実習でしたので、皆さん当たりとなりました。
私は、立場的にも間違えてはマズイという思いでしたので、当たってホッとしております。(*^。^*)
さて、今日の小麦品質実習の講義で初めて知ったのは、小麦が3組の遺伝子を持っているということです。
染色体 7対14本・1粒系コムギ(1万5千年前に栽培)
↓
染色体14対28本・2粒系コムギ(紀元前7千年頃に成立、メソポタミア地方で栽培⇒デュラムコムギ:パスタ用)
↓
染色体21対42本・普通系コムギ(紀元前5千年頃成立)
よくわからないので、帰ってから調べてみました。
2011年12月7日(水)( count:170)
・盛岡:晴れ 最高気温:7.5℃ 最低気温:-0.4℃
アグリキャリアコース。
今日のテーマは、「集落型経営体の管理」です。
まず、今年の10月25日に、「わが国の食と農林漁業の再生のための基本方針・行動計画」が決定されました。
(食と農林漁業の再生推進本部)
再生の戦略として、2つの重要な項目があります。
1. 平地で20~30ha、中山間地域で10~20ha の規模の経営体が大宗を占める構造を目指す。
今後の地域の中心となる経営体として、個人、法人、集落営農。
(戦略1: ・平地で20~30ha規模の土地利用型農業の実現
・新規就農を増やし、将来の日本農業を支える人材を確保)
2. 6次産業化の推進によって農林漁業を成長産業化する。
(戦略2: ・6次産業の市場規模の拡大
・農林漁業者等に対する技術・経営支援体制の整備(6次産業化プランナーの充実等))
なぜ、集落型の経営体を目指すのか?
●経営とは、生産、企画、開発、販売の4つで成り立っている。
皆がやりたい稲作は個人(担い手)として作業し、やりたくない転作作物については集落営農組織で作業するという形も多い。
午後から講演していただいた一関の「農事組合法人アグリパーク舞川」さんのところも、このような形態でした。
一関は積雪が10cm程度ということもあって、小麦の冬季播種をやられています。
これは大変興味があります。
少し会話をしましたが、花巻の盛川さんも冬季播種しているような話ぶりでしたので、確かめてみる必要があります。
また、緑肥大豆の鋤込みによる土づくりの実施も興味あるポイントです。
冬季播種は、ナンブコムギ31ha、ゆきちから10ha、小麦二条0.2ha、ゆきはるか0.5haです。
ゆきはるかは新品種で、おかし専用小麦です。既に、かもめの卵のさいとう製菓から打診があり進めていましたが、3.11の影響で
現在止まっているようです。
さいとう製菓では、青森県産の小麦を年間500t使用しているそうですが、岩手県産にこだわって、岩手県産の小麦を使いたいということでの
打診だったようです。
やはり、すべて地場の材料を使うことに意味があると思います。
そこを分かって、いずれは原材料を岩手県産にしたいということでしょう。
皆が同じ思いなのだと感じます。(^_^)/
小麦二条は二条大麦の一種で、これを使ってビールを作っています。
経費は考えず、単純な売上で見ると、大麦そのままだと、10aあたり9,300円、麦芽にすると75,000円/10a、
ビールにすると4,032,000円/10aという試算になります。
(参考:ビール用麦は交付金対象外)
小麦の刈り取り後は、弾丸暗きょ、麦殻すき込み、ロータリー砕土、と実施してから大豆を播種しています。
大豆の播種時期は、7月上旬に小麦の刈り取りを終了後、7月25日~8月上旬です。
大豆は、リューホー10ha、ミヤギシロメ2haです。
ここの特徴は、
・小麦の冬季播種
・大豆の遅蒔狭畔密植栽培
ということになります。
さて、今日の非常に重要なキーワードはこれです。↓
●いくら、良い物でも、こだわっても、社会が認知しなければ無意味。
我々の参考になる取組みとして、関東圏の方々をグリーンツーリズム体験として募集したりもしています。
麦ふみ体験交流会も開催しています。
また、トラクターに乗せてあげると大変喜ぶそうです。
消費者体験交流会、枝豆畑の無料開放など、さまざまな企画で消費者との接点を持とうと考えておられます。
●農場に戻ると、新たな仲間のトラクターが鎮座しておりました。
2011年11月28日(月)( count:162)
・盛岡 : 曇り 最高気温:10.6℃ 最低気温:8.3℃
本日は、アグリ・フロンティア・スクールの公開授業です。
ホテルメトロポリタン盛岡で開催されました。
~社会の食ニーズ対応型社会人再教育プログラム~
いわてアグリフロンティアスクール(IAFS)
動物医学食品安全食品研究センター(FAMS)
合同公開講義
という、大変立派なタイトルが付けられています。
午前中はIAFSの講義です。
●講義1
「大学の役割と人材育成」
岩手大学 理事(総務・地域連携・国際連携担当)・副学長 岩渕明 氏
岩手大学としての三陸復興支援の話がメインでした。
10月に釜石サテライトを設置して、これまでの復興対策から復興推進という段階へと進化させているようです。
なんといっても雇用の創出は急務かと思います。
三陸ものづくり産業復興という形で、5年を目途に再構築させる計画です。
SANRIKU(三陸)というカタカナ表記で、世界へ向けて食文化の発信。
SANRIKU発のオンリーワン食材。
こうした計画の中で重要なのは、人材育成ということになります。
リーダー像として次のような項目をあげています。
・地域社会を牽引していくリーダー像 (いわて未来づくり機構からIHECへの提言)
・いわて未来づくり機構
●講義2
「いわての食材と食文化を伝え、地域を元気にしよう」
岩手大学 副学長(男女共同参画・付属学校担当) 菅原悦子 氏
世の中の食というものが画一的なものになっている。
食だけでなく、あらゆる分野に言えることだと思います。
岩手は面積が広いこともあって、地域によって食文化にかなりのヴァリエイションが有る。
県北、県央、県南、そして三陸、奥羽で異なってくる。
岩手は郷土食の宝庫といって良いが、10年後には消えてしまうものも多いのでは?
岩手の食の質の高さを全国、そして世界に発信しよう! ということで講義の結びとなりました。
いわて食文化研究会
いわて食材図鑑WEB
そういえば、かなり昔に「聞き書 岩手の食事」という本を買ったまま、あまり読んでませんでしたが、
今回の話に通じる部分がありそうです。
午後は、合同公開講義で、
『食ニーズに対応した社会人教育のための公開講義』 と題して、
一関のかさい農産さんのGAPの事例や放射能汚染に関する内容で、大変役に立ちました。
●講義1
「農業経営における農業生産工程管理(GAP)」
有限会社かさい農産 代表取締役 葛西信昭 氏
岩手県内で初めて、GLOBALGAP、JGAPを取得した法人です。(H19年取得)
消費者は生産に関する情報を求めているという所がポイントです。
そして、GAPの本質はリスクマネジメントだと言っています。
認証取得で得たことは、
「なぜ農業をしているのか?」
「なにを目指しているのか?」
「どこに向かっているのか?」
「その継続性はどうか?」
といったことを、深く考えさせられたようです。
現在、従業員は30名。
農作業は、作業指示書を発行し、これに作業内容を記載してチェックしています。
最終的に、Excelで管理しています。
作業指示書については、農場の全行程を洗い出し、リスクを検討し、各作業ごとにマニュアルを作成しました。(ほ場ごとのリスク対応)
従業員との話し合いの中で吟味していったようです。
例として、農薬散布マニュアルでは、農薬散布の作業者は収穫作業には参加しないなど、リスクを回避する対策が取られています。
非常時に備えて、農薬中毒の対策マニュアルも作成しています。
テキストに、指示書の見本、収穫マニュアルの見本が載せられていましたので、今後の参考にしたいと思います。
外部に作業を委託する場合にも、作業指示書は必須となるでしょうから、大変有益な情報です。
今後は、有機JAS認証にも取り組み、環境と調和した農業、人々との共生のある農業を目指していくそうです。
そのための一環として障害者施設との連携を深めているようです。
●講義2
「食中毒と農産物・畜産物 ~食中毒起因菌の生態を探る~」
岩手大学農学部 教授 重茂克彦 氏
現代の「食」は、つくる人と食べる人が分離している。
食品の種類の増加と成分の複雑化。
生産から販売までのルートが複雑化している。
このような状況の中で食の安全を確保しなければならない。
食の安全:自然科学の事実に基づいて確保される。
食の安心:人間の心情。理屈では割り切れない。
細菌性食中毒を防ぐ3原則
1.付けるな! 食品を食中毒細菌で汚染させない
2.増やすな! 食品を汚染した食中毒細菌を増殖させない
3.殺せ! 加熱調理などにより食品中の食中毒細菌を死滅させる
●講義3
「放射能汚染と農産物」
岩手大学農学部 准教授 佐藤至 氏
放射性物質とは何か?
⇒原子核内の陽子数と中性子数がアンバランスなため、原子核が不安定な同位元素。
不安定な原子核は放射線(α線、β線、γ線)を放出して別の元素に変わる(壊変)。
例えば、普通のセシウムは、
陽子:55個、中性子:78個、計133個 ですが、
セシウム137は、
陽子:55個、中性子:82個、計137個 で、
β線やγ線を放出しながらバリウム137に変わります(壊変)。
普通のヨウ素は、
陽子:53個、中性子:74個、計127個 ですが、
ヨウ素131は、
陽子:53個、中性子:78個、計131個 で、
やはり放射線を放出しながらキセノン131に変わります(壊変)。
但し、ヨウ素131の半減期は8日なので、すでに問題はありません。
現在、問題にされているのは、
セシウム134(134Cs): 半減期2年
セシウム137(137Cs): 半減期30年
ということになります。
放射能汚染の話は、なかなかやっかいそうです。
このテーマだけで本が1冊書けてしますでしょうから、詳細は別の機会に譲るとして、
結論から言えば、農畜産物の放射能汚染は概ね低レベルである。
これによる内部被曝線量はごくわずかであり、自然放射線の地域差や医療被曝の個人差よりも小さい。
食品を介する内部被爆による発がんリスクは無視しうるほど小さい。
ということで、食べて応援しよう! ということです。
外部被曝、内部被曝については、私もまだよく分かっていないですし、今回の内容は本当だろうか?という疑問もあるので、
もう少し詳しく調べたいと思います。
せっかく駅まで来たので、フェザン店へと立ち寄りました。
OPENしてからは初めてです。
HP用の写真が欲しいと思い、何枚か写してみましたが、どうもしっくりきません。
※おまけ
我が家の近所の小さな公園に、恒例のイルミネーションが灯されました。
やはり、例年よりは控えめです。