2012年12月26日(水)( count:479)
・盛岡:雪のち曇り 最高気温:-4℃ 最低気温:-8℃
アグリフロンティア・コースの補講です。
単位が足りていなかったので救済策で設けられました。
(繁忙期の出席は、なかなかキビシイものがありますから・・・・。)
農学部の学生さんへの講義も兼ねている・・・というか私の方が
そこに入れてもらった感じです。
全部で7名、アグリ・スクールからは私を含め2名の参加です。
しかし、それにしても今日の寒さはハンパないです・・・。(>_<)
外は勿論、講義室も寒かった。
加えて、午前中、休憩無しの3時間連続は結構キツかった。(-_-;)
午前は、『フィールド科学持論』。
午後は、『農業技術学持論』。
・気になる数字
世界の農地面積 :1961年12.6億ha ⇒1986年13.9億haで、その後現在まで横ばい。
人口 :1961年30億人 ⇒2011年70億人。
穀類生産量 :1961年10億トン ⇒2011年20億トン。
窒素化学肥料施与量:1961年1,160万トン ⇒2008年8,440万トン.。
過去、約50年の間に穀類生産量は2倍になりましたが、農地面積は1.1倍です。
収量UPは、化学肥料投入によるところが大きいといえます。
2倍の収量を得るために、約8倍の窒素肥料が投入されています。
さらに日本は輸入大国です。
輸入穀物は、1haあたり180kgの窒素が使われているようです。(2000年見積)
又、人口は2050年に90億人になると言われていますが、農地は横ばいのままです。
一人あたりの食糧生産は頭打ち。
一人あたりの農地面積は半減してきています。(-_-;)
全体の中で、どういった立ち位置を確保するのか?
諸々の問題をかかえつつ、どう進んで行けば良いのか?
個人や一企業を超えての課題も山積みです・・・・。(・.・;)
※NEWS
・セシウム発光させる検出薬を開発
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121220/k10014336441000.html
・環七ラーメン戦争の勝者に閉店を迫った事情
・日清製粉、トオカツフーズに出資 コンビニ総菜強化